うずまきコーラはむせむせで

エレキジュース・タカハタケの徒然雑記 
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姑獲鳥の夏 京極夏彦

なにを今さらだけど、京極夏彦のデビュー作「姑獲鳥の夏」を読んだ。これまでは、あの分厚い本を見るだけで「おもしろいんだろうけど気力がないなあ…」と思っていたのだけど、今夏に映画化されるということもあり、気合いを入れて読んでみた。期待どおりおもしろかったけど、あの見た目は人を試すね。

前知識では妖怪変化のたぐいが出てくる陰陽師ものなのかなあと思っていたけど、読み終わってみるとなんのことはない、しごくまっとうなミステリだった。最初の50Pは独特の世界観に入るのに大変だったけど、入ってしまえばあっという間に京極ワールドの虜。オリジナルの世界を構築できる人はすごいね。

そしてなんといっても、登場人物が魅力的。陰陽師・京極堂をはじめ、文士・関口や探偵・榎木津といったキャラクターの存在感に圧倒される。知ってる人には今さら何を?ってなことだろうけど、はじめて読むぼくにとっては、続編で彼らに会えるかと思うとワクワクする。

それにしても物語を進める役である関口の軸がずっとぶれているのは新鮮だった。普通は彼に感情移入をするのに、肝心の関口が一番、不安定ときているのだから、なんとも読者としてはたまらない。彼の精神不安定な独白がツボだったなあ。

さて、次はやっぱり「魍魎」を読むのがいいのでしょうか?

うぶめ
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この記事に対するコメント

ノムラさん
順に読んでみることにします。
分冊が出るようなのでそれを待つつもりです。
そして映画ですけど、実はもう観ました。
キャスティングは全体的によいと思いますが、関口の描写がちょっと疑問が残ります。まあ、実相寺監督の映画ですよ。
タカハタケ | 2005/05/19 1:55 PM
順に読んだほうがいいと思います。

で、姑獲鳥だけど、あれを映像にできると思う?
実相寺だから、きっとムチャやるんだろうな。
ノムラ | 2005/05/19 1:17 PM
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